「いざという時に備えて~猫の防災対策~」編
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事前に済ませておきたいこと
万が一、飼い主さんと猫が離れてしまった時のため、事前に済ませておきたいことがあります。
避妊、去勢手術
被災二世を増やさないようにするために、避妊・去勢を行っておきましょう。
早期に手術をすることで性ホルモンに関する病気や問題行動の発生を減少させることもできます。
マイクロチップと首輪の併用
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飼主情報が入っているものをつけておきましょう。
首輪は、引っかかったりして抜けてしまう可能性があります。
また、マイクロチップはリーダーがないと読み取れません。
迷子札のついた首輪とマイクロチップの併用がおすすめです。
ワクチン接種
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他の猫ちゃんから病気をもらってしまうことがありますので、ワクチンを接種しておきましょう。
特にストレスがかかることで普段より発生率は高くなります。
ノミ駆除
刺されて痒いだけでなく、ノミアレルギーや条虫という寄生虫の媒介となります。
普段から準備しておきたいこと
初めての場所、初めての物は、猫ちゃんのストレスになります。
普段からいろいろな物に慣れさせて、災害時、猫ちゃんにかかるストレスを少しでも軽減してあげましょう。
キャリー
キャリーにスムーズに入ることができれば、時間のロスなく、すぐに避難することができます。
普段から部屋に置いて、自由に出入りができるよう、慣らしておきましょう。
慣れていない猫ちゃんは、時々、中でフードやおやつをあげるといいでしょう。
トイレ
室内のトイレで排泄できるよう、トイレトレーニングしておきましょう。
食餌
猫は絶食が続くと肝リピドーシスという病気になる恐れがあります。
ドライフードとウェットフード、どちらでも食べられるように、偏食をなくしておきましょう。
ケージ
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一時保護施設などに行った場合、ケージに入る必要があります。
普段からケージに慣れておけば、猫ちゃんのストレスの度合が違います。
常に備えておきたい物
避難用品として、常に備えておきたい物があります。
ハーネス(胴輪)
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紐状の物は抜けやすいため、ベストタイプがおすすめです。身体のサイズにあっているものを選びましょう。
キャリー
持ちやすいのは布製ですが、頑丈で置いておけるハードタイプも用意できるとベストです。
洗濯ネット
キャリーがない場合など、洗濯ネットに入れてからボストンバックなどに入れることもできます。
また、病院などで処置がしやすい場合もあります。できるだけ丈夫なものを選びましょう。
フード
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普段から食べているもの+美味しそうなものを、3~5日分用意しておきましょう。
フードは、開封されていなければ日持ちするため、サンプル品があるとベストです。
定期的に賞味期限を確認しておきましょう。
水
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最低でも500ml、できれば2リットル、用意しておきましょう。
猫トイレ
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猫トイレは持ち運びが大変です。
普段は他のものを入れておくことができますし、コンテナボックスや箱で代用できることを覚えておきましょう。
トイレ用品
砂(捨てられるものや臭いの少ないものがオススメです。)
ペットシーツ
敷物
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猫は隠れることで安心します。
フリースやタオルを用意しておけば、周りを覆ったり、寒い時には敷いてあげることもできます。
常備薬と健康手帳
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災害時には物流が止まります。普段飲んでいる薬などは、多めに用意しておきましょう。
また、猫のプロフィールや病歴を書いたものを用意しておきましょう。
個体専用ノートを作っておくのがオススメです。
こちらに サンプル(PDF) をご用意いたしましたので、参考にしてください。
袋
出来れば密封できるものを用意しておきましょう。
臭いのが出にくく、排泄物の臭いを防げるのでオススメです。